家入氏のツイートを受けて
悩みも凹みも妬みもコンプレックスも全部さらけ出しちゃって相対化してしまえば、生きるの超絶楽になるよ。ちんこ丸出し人生。みんなでちんこ出していこう。ちんこ無い人はまん
— 家入一真 お悩み:08044431800 (@hbkr) 2013, 7月 2
これを受けて昨日久しぶりに半袖を着て稽古にいってきた。
私は半袖を着て外に出たくない。
理由は肘の内側が掻き毟りすぎて色が変わってしまっているからだ。
私は幼少からアトピーを患っているのでこの色は積年の賜物である。
一時期のことを考えればかなり落ち着いているけれど人に見せたくない。
患部を見せると不快な思いをさせてしまいそうだからだ。
でも自分が思うほど人は見ていないのである。
それどころか、先生に「夏らしくていいわね、いつもよりすっきりしてていいわよ」と逆に褒められた。
いつも長袖だったので季節感がないからイメージが大きく変わったのだろう。
アトピーへのコンプレックスで思い出したのはバイトの面接についてだ。
大学2年の今頃私はバイトを始めようと面接を受けていた。
しかし、ことごとく落ちた。
1ヶ月くらいへこみっぱなしだったが一つだけいい話を聞けた。
面接先は居酒屋。
店長さんは開口一番に「老けてるね」と言った。
顔もそうだがひきこもりだったこともあって若さを感じられなかったのだろう。
はっきりモノをいう人だなあと思った。
しばらくして仕事着についての話になった。
仕事着の制服は半袖のシャツだった。
「僕はアトピーなんですけど、こんな肘なんですが飲食大丈夫ですか?」
「どういうこと?」
「お客さん気持ち悪がったりしないですかね?」
「そんな客こっちから願下げだ」
これには面食らった。
自分の腕に自信がなければこんなことなかなか言えない。
個人のお店だったから言えることなのだろうけど。。
自分を曲げる必要はない
これがそのとき受け取ったメッセージだ。
コンプレックスを抱えると自信がなくなる。
堂々としていてよいのだ。
何も悪いことはない。
あのときから少しはコンプレックスから開放されている気がするが、さらけ出すことを怠ってしまうとまた気にし始める。
日々鍛えていかなければならない。
鍛えるといっても特別何かするわけでなく、意識しないで生活することが必要なのだと思う。
そうしているとたまにコンプレックスにぶつかったりする。
そのときに「出してるの忘れてた」と思えたらしめたものだ。
ただいきなりちんこは出せない。
出せるのならば出してもいいが。
今日はゴミを捨てにいくときにハーフパンツをはいていった。
実は膝の裏が肘よりも状態がはるかにひどい。
玄関で10分くらい外に出るか否か迷った。
ドアを少し開けて外を見た。
通勤する人、高校生、大学生でにぎわっている。
誰も見ていないってわかっているけれどやっぱり不安だった。
だって明らかに色変わってるんだもの。
勇気を振り絞ってえいやと外にでた。
もちろん何もなかった。
少し自信がついた。
今度はハーフパンツはいてランニングしたい。